去年のあの日から、続けざまに刊行される清志郎の物語を綴った本を読みあさって、この本に辿り着いてやっとわかった。やっと手に入れたアリーナ席から遠巻 きに飛んではねる清志郎を眺めていたぼくにとって、生身の栗原清志を知らないぼくにとって、清志郎は清志郎が残した音楽と歌の中にしかいないのだと。だか ら清志郎は死んでいない。ぼくが死んで清志郎の歌を聴けなくなるまでは、iPodのスイッチを入れれはぼくが知っている清志郎はいつでも素晴らしい音楽と 共にそこにいるのだ。リンコさんの素晴らしいインタビューを読んでやっとわかった。 (approved)
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