1983年発表。このコンサート(当時はライブなんて言わなかった)行きました。高校生の僕は
Second Editionが 大好きで、PILのロゴの缶バッチなどして、とんでもないことに巻き込まれるのではないかとドキドキしながら出かけたものです。会場に入るとまず「キー ス・レヴィンは来ません」なんて張り紙がしてあって、開演前のホールの中はパンクスと反パンクスの方々が入り交じり奇声が飛び交って緊張感がぴんと張り詰 めていましたが、演奏が始まって現れたジョン・ライドンはとても明るく、フレンドリーでなんだか拍子抜けしたものでした。また、このアルバムには収録され ていませんが、アンコールでとても明るい"Anarchy in the UK"が演奏されて、狂喜乱舞するパンクスと頭を抱える反パンクスの対比が面白かったものです。思えばこのコンサートがPILがその後ロックに回帰してゆ く発端だったんですね。そんな当時の雰囲気が見事に反映された僕にとっては思ひ出深いアルバムです。 (approved)
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