1985年発表。当時RCサクセションは成功の熱狂から醒めた時期。「別人」になってぶっ飛んでいたチャボが鬱積したものを一気に吐き出したアルバム。当 時のストーンズやスプリングスティーン、また清志郎の影響を包み隠さずに正直に反映した本作は、チャボバージョンのRCとして自由にぶち切れていて実に爽 快である。しかし、最も注目すべきはチャボ本来の指向が反映された「One Nite Blues」。これぞチャボしかできない唯一無比のブルース。やりきれない歌の後に流れるアコースティックギターソロ「さらば夏の日′64 AUG.」もまた素晴らしい。 (approved)
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