2010/12/25

前期の頂点, 2009/10/2

捨て曲なしのクオリティでアルバムを全体を流れる雰囲気が絶品の1986年の活動休止前(前期)の頂点に立つアルバム。

「動物」というコンセプトだけ決めて、メンバー各人がスタジオに曲を持ち寄ったということ。

鈴木慶一作でたこ八郎の歌である「悲しい知らせ」から始まって、白井良明作でボーカルも(半分)とる「犬にインタビュー」、鈴木弟作で若さ爆発 「ウルフはウルフ」、岡田徹らしくメロディアスな「羊のトライアングル」、かしぶち哲郎らしくロマンティックな「さなぎ」、武川雅寛の映画音楽のようなイ ンスト「Acid Moonlight」がA面。

B面は動物と個人作いうコンセプトは吹っ飛んで、連打ドラムとボーカルの雄叫びが印象的な「HEAVY FLIGHT」、現代詩ポップス「夢が見れる機械が欲しい」、エロティックな「Frou Frou」、怒濤ラスト名曲3連発、映画のワンシーンをみているような「駅は今、朝の中」、ワンコーラスでせつなさ盛り上げる「僕は走って灰になる」、そ して変拍子がアバンギャルドな「歩いて、車で、スプートニクで」で意味ありげに幕を閉じる。

そして後引く余韻にレコードをひっくり返してもう一度、A面から聴き直すことになるのである。 (approved)

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ムーンライダーズ

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